愛犬との悲しい別れ

私が小学生の頃から飼っていた愛犬が14歳でこの世を去りました。
それは人生で初めてと言って良いほどに辛く悲しい別れでした。

たくさんの笑顔をくれた大切な家族ですから最後まで愛情をもって見送りたく個別で火葬を行ってくれる霊園でお別れをすることにしました。
「24時間いつでもご連絡下さい」という事でしたので実際に夜中に電話しましたがしっかりと対応していただき葬儀の予約をお願いしました。
担当の方が朝早くからお迎えして下さり、愛犬に「14年大切にしてもらったんだね、可愛いね、綺麗にお手入れしてもらってたんだね」と優しく話しかけてくれました。

まずは僧侶の方がお経をあげて下さいました。

それから折り鶴にみんなでメッセージを書き込みたくさんのお花と一緒に棺桶に納めていきました。
その際、愛犬の好物だったオヤツやおもちゃも一緒に棺桶に入れてもよいとの事でその通りに納めさせていただきました。

中々お別れが出来なく愛犬を抱きしめて泣き崩れる私を急かすこともなく気の済むまで一緒にいさせてくれました。

そして火葬が終わり大切に骨壺に納められた愛犬を抱き締めた時に自分の中でも気持ちの整理が付きました。

きっと自治体にお願いしていたらこんなに手厚く対応してくれなかったでしょうし、後悔もたくさんしたでしょう。
現実問題としてペット霊園での葬儀はそれなりの費用がかかります。

それでもこちらの気持ちに寄り添って下さるのでお願いして本当に良かったと今でも感謝しています。

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