真冬に車から締め出され…?【鍵トラブル】

私は豪雪地域に住んでいる主婦です。 あれは忘年会シーズンのことでした。 前日から雪がしんしんと降り、国道の除雪も間に合わないくらいに積もっていた日、会社の忘年会がありました。 自分の車を運転して忘年会の会場に来ていた私は、お酒は飲まずに美味しい食事だけを楽しみ、忘年会の終了と共にすぐに帰宅する予定でいました。 忘年会が終わり、コートとブーツを身に着け車まで歩き、鍵を開けて車内にバッグを置き、車の上に積もった20cmはあるかという雪の壁をおろす作業に入りました。 程よく汗をかきながら車の上の雪を全ておろし終わった後、車内に入ろうとドアを開けようとした瞬間…? 「ガチャ」 車に鍵のかかる音がしたのです。 雪かきの道具を取るために、鍵は開けているはずです。 そして車内にバッグを置いたはずです。車のキーも、バッグと一緒に車内に置いたはずです。 キーに触ってもいないのになぜか自然と鍵がかかったのです! 雪が降りしきる極寒の外、綺麗に雪下ろしをしたが中に入ることができない車を目の前に、ただ立ち尽くすことしかできませんでした。 ふと、家族に電話をかけて助けに来てもらおうと思いつきました。 が、すぐに意気消沈。 なぜなら、携帯電話もバッグに入ったまま、バッグは鍵のかかった車内にあったからです。 誰にも連絡できず、身一つで真冬の極寒の夜に立ち尽くす私は、泣きそうになっていました。 幸い、忘年会帰りの知人が通りかかり携帯電話を貸してくれたため、家族に連絡が取れて迎えに来てもらえ、凍えて倒れることは回避できました。 後日、車を修理に出すと、どうやら勝手に鍵がかかった原因は「結露」だったとのことです。 暖房の効いた暖かい車内で鍵周りの雪が解けて水滴になり鍵穴に入り、極寒の外に駐車したことにより水が凍り、鍵が常にロック状態になることがあるのだそう。 豪雪地域に住む皆さん。 外に駐車する時は必ず「鍵穴の凍結防止スプレー」を持ち歩いてくださいね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。