受け入れる予定の猫がパルボウイルスに罹患していて、なくなくあきらめました。

ねこが大好きで、ねこと一緒に生活をしていたのですが、そのねこが残念なことに、生命を全うし、旅立ちました。年齢的には90歳を超えるような長寿猫の中の一匹だったのですが、そうはいっても、やはり旅立ったあとは、悲しくて悲しくてやり切れませんでした。この気持ちを一番に晴らしてくれるであろうことは、新しいねこを家族に迎えることだ、と友人から助言を受け、そうかな、と思い、半信半疑ではありましたが、新しい家族となってくれるねこを探し始めました。

ある日、友人の紹介で、ある捨て猫の子ねこを譲り受けることになりました。保護をされた子ねこでしたが、写真を見せられて一目で、一緒に生活をしたくなり、早速迎え入れるべく、準備を始めました。ところが、その友人から連絡を受け、子ねこの体調がすぐれないため、もう少し待ってほしいと言われました。まだまだ小さいねこでしたし、体調がすぐれない子を迎え入れてもきちんと世話ができるかどうか不安でもあり、友人の言うように、しばらく待つことにしました。それから、しばらくして、再度連絡がありました。ほかの子を手配するので、前回の子はあきらめてほしい、と。

写真を見て、一目で家族に迎え入れたいと思っていただけに、他の子ねこを家族に迎える気になれず、病院に連れていき、きちんと世話をするので、どうか引き取らせてほしい、と伝えました。ですが、その子ねこは、大変恐ろしいパルボウイルスに感染していて、到底助かる見込みがないから、あきらめてほしいと言われました。

そこまで言われると、前回の子をなくしたときの気持ちがよみがえり、それ以上強く申し出ることができませんでした。
今思うと、それでもその子を家族に迎え入れることをしてあげれば、その子も家族に見守られて旅立つことができたのではないかと後悔しています。

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