お腹をなでてほしいとせがんでくる

小学生のころにネコを飼っていました。それまでは、イヌかネコかといわれれば、間違いなくイヌの方が好きでしたが、実際に飼ってみて、ネコの可愛さ、愛情深さを実感した次第です。

きっと以前の私のように、ネコって不愛想で、自分勝手な生き物だと勘違いしている人ってかなりの数に上ると思うんですよね。でも実際はそうじゃありません。愛情を注げば、それをしっかりと把握し、ものすごくなついてくれます。

ちなみに私はベンガルキャットを飼っていたのですが、この子は、私と一緒にいると、お腹をなでてほしいとせがんできます。じっと私の方を見ながら、ミャーミャーと鳴くと、お腹をなでてほしいというサインです。で、私が、仕方がないなあ、ってな感じで、手をお腹の方にやるとですね、自分から仰向けになって、お腹をさらけ出すんです。

普通、動物って、お腹を他者に見せることなんて、まあ、ありませんよね。特にネコのような、用心深い生き物の場合、ちょっと考えにくいことです。要するに、それだけ私たちの絆は深かったってわけ。

あと、親バカ発言かもしれませんが、うちの子は、本当に顔がかわいかったです(笑)。

目がくりくりっとして、フェイスラインがシャープで、めちゃくちゃイケメンでしたよ(笑)。きっと、ネコ界のコンテストみたいなのがあれば、間違いなく一位を取るだろうなあ。

なんて、今でも時々、あの子のことを思い出します。ああ、こんなこと言ってたら、またネコを飼いたくなってきた。今はペット禁止のマンションに住んでるから無理だけど。

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